【小樽】『北一ホール』明かりは石油ランプ 雰囲気抜群のカフェ

観光ガイド&体験レポート

朝から小樽の街を歩き回り、ちょっとコーヒーでも飲んで一息つきたい。

そんな時におススメなのが堺町通り商店街にある北一ホールです。

 

100年以上の歴史的建造物

北一硝子は、1901年(明治34年)創業

石油ランプの製造やニシン漁用のブイの製造から歴史が始まります。

産業の斜陽化とともに業態を変え、

かつてのニシン収容倉庫をそのまま使い、1983年に現在の北一硝子三号館をオープン。

メインの照明は167個の石油ランプ

薄暗く大正ロマンを感じる雰囲気がとてもリラックスできます。

訪問時はクリスマスシーズンだったのでツリー型の装飾がされていますが、

通常は167個の石油ランプだけが館内を照らします。

オープンする午前8:45から約15分ほどはランプの点灯作業も見ることもできます。

30分間のピアノ生演奏

14:00、15:00、からは30分間ピアノの生演奏。

火曜日~金曜日の間(祝・祭日以外)[当面の間]

スタインウェイの優しい音色が雰囲気をグッと引き立てます。

 

カフェなのでもちろん各種ドリンクや軽食も。

人気は北海道牛乳で茶葉を煮出して作る【特製ロイヤルミルクティ】


そのほかパフェやケーキ、ワイン、

シッカリお食事の、海鮮ラーメン、いくら丼や季節限定のメニューなども。

入口通路にのびる二本の筋は、魚を運ぶのに利用していたトロッコレールの跡。

隣にはガラス工芸品を販売している「洋のフロア」も併設

カフェでゆっくりくつろいだ後にそのままお買い物ができます。

周辺の北一グループ

この堺町通りの一帯は「北一硝子」のおひざ元といってもいいでしょう。

北一硝子運営のお店が集中的に立ち並んでいます。

北一硝子見学工房

ガラス工房内が見学できます。

ホットワーク見学 —ガラスに息を吹き込み形成する技術
9:30~16:30  定休日(月・火)

ランプワーク見学 —ガラス同士を熱してつなぎ合わせる技術
9:30~17:30  定休日(木)

北一硝子アウトレット館

こちらは、生産中止品や訳アリ品、復刻品などを取り扱う店舗。

掘り出し物やお買い得品があるかもしれません。

北一プラザ

ヨーロピアングラスやジュエリーがメインの店舗。

春限定で桜柄のガラス製の爪やすりが販売されていました。

身近な小物がカワイイとテンション上がります。

北一硝子クリスタル館

こちらは、クリスタル製品のお店。

美しい切子のグラスでウィスキーをカランカランやりながら飲みたいです。

ワイン専門ヴィノテカ

お酒インポート部門

厳選されたイタリア直輸入のワインが試飲&購入できます。

調味料入れ専門店 さしすせそ

ガラス製の調味料入れの専門店

醤油入れや、はし置き、小鉢などの食卓を彩るガラス製品が盛りだくさん。

飲食店関係者の方もお店を引き立てるアイテムがあるので要チェックです!

北一ヴェネツィア美術館

本格的な美術館ですが、カフェもありチョコレートを溶かしたドリンク

「チョコラータ」などを貴族スタイルで楽しめます。

衣装貸し出しサービスも行っており貴族な衣装に身を包み記念撮影も。

思い出に残る時間が過ごせます

歩き回り疲れたときは、喧騒から逃げるように「北一ホール」で

タイムスリップした空間で優雅なひと時を過ごすのはいかがでしょうか。

ランプのともしびとアイスコーヒーの味は小樽を離れた後もきっと心に残ります。

現在の状況や営業時間など、

詳細は北一ホールさんHPでご確認ください。