【登別】これぞ究極の納豆道!お土産に、職人のこだわり納豆&バラエティ豊かな納豆はいかが!納豆づくり体験も!『豆の文志郎』

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登別でも少し離れた  幌別(ほろべつ)町  に老舗の納豆屋専門店「豆の文志郎」はあります。

 

温泉街などの中心部からは離れてしまいますが

自称 納豆好きのおっさんとしてはどうしても行きたかったお店!

 

日帰り観光の最初のスポットとして選定したので朝早くからお邪魔しました!

 

▲ 外観がとてもユニーク!納豆のわらを模している!?

 

大人気旅番組 EXILE TRIBE 男旅 エグザイルのメンバーさんも来ています。

 

さっそく中へお邪魔させていただくと・・

ずらりと目を引く個性あふれる納豆の数々!

店内には、なんとも心地いい豆の香りがふわっと広がっています。

 

 

そして数えきれない賞状やトロフィーの数々!日本全国がおいしさを認めている証です!

サミットの朝食に選ばれし納豆!各国首脳も絶賛したはず!!

文志郎を代表する納豆の一つが「鹿角納豆」!

こちらの納豆は2008年の洞爺湖サミットの朝食として各国首脳にも振る舞われました。

 

福田さんは間違いなく食べたでしょう! いやそうであってほしい。

わかりませんが、ブッシュやメルケルも食べたのではないでしょうか!

 

ベルルスコーニも「ボーノ」と言っていたとか。いないとか。

 

海外VIPもジャパニーズスタンダードとして覚えた味がこの「鹿角納豆」という事になります。

この納豆が入口だと、今後の納豆生活が心配です。

 

 

とここで、嬉しいゲストが!!

100年近く続く文志郎の現社長であり、4代目納豆職人、平塚正雄氏。

 

色々くわしく、お話を聞かせていただきました!

 

鹿角納豆について、美味しさの秘訣

 

そもそも、鹿角納豆は普通の納豆と何が違うのでしょうか?

 

社長曰く「鹿角霊芝」(ろっかくれいし)というものを

納豆菌に利用しているのが最大のポイントとのこと。

 

鹿角霊芝とは

超希少な薬用キノコ。鹿のツノのような形をしているので鹿角霊芝と呼ばれています。

 

社長の研究によると、

鹿角霊芝を煎じたエキスを加えることで納豆菌が元気になるそうです。

 

なるほど!おいしさの秘訣ですね!

 

鹿角霊芝自体、非常に栽培が難しいのですが、

なんと文志郎では自社で栽培もしているそうです。ちなみに 100g で 3万円!

 

とてつもない労力とこだわりが詰まっていました!!

 

次元が違う!こだわりの数々!

 

おいしい納豆に大切な要素をざっくり挙げれば、

  • 大豆

 

大豆に関しては北海道のお家芸!全国生産量ダントツ1位の大豆の聖地です。

引用 : 農林水産省「作物統計」(平成27年産)

 

そのなかでもさらに、

社長自身が農場に足を運び、生育状況を確かめた、厳選した大豆のみを使用しています。

 

 

水もとても重要です。

発酵の過程で大豆にたっぷり水を含ませて蒸すためです。

 

その点、登別は水にも恵まれています。

支笏洞爺国立公園にもなっている「倶多楽湖」(クッタラ湖)がありますが、

この湖は日本で2番目に透明、2001年の公共用水域水質測定結果では1位になっています。

 

湖に注がれるクッタラ山系のおいしい水を、

さらに、研究者とともに開発した世界に一つだけの活水器を用いて

納豆に最適な水にしてから使用するそうです。

す、すごすぎる!

お店に行くと、そのお水を実際に飲ませていただけます!

 

 

凄く柔らかい感じがして美味しかったです~!

 

そして、納豆を 納豆たらしめるもの、最大のカギとなる「菌」。

ラーメンの命がスープなら、納豆の命は菌ではないでしょうか。

 

先ほどの鹿角納豆でも「納豆菌を元気にする」というお話があったように、

良い納豆、くさみの少ない納豆とは、元気で力のある菌が生きて活躍している納豆。

 

菌を生き物と捉え、いかに元気にするか。

 

自然の厳しい北海道でも生き延びる元気な菌をベースにするために、

北海道産の稲わらから納豆菌を採取し自家培養を行っているそうです。

 

さらに、発酵蔵には、

澄んだ空気を送り続け、ヒーリングサウンドも流れているそうです。

もはや別次元。納豆というアート!

バラエティ豊富な納豆!

 

そんな並々ならぬこだわりと研究の成果が詰め込まれている納豆の数々!

 

なかでも、今回はカジュアル路線の納豆、

文志郎のセカンドライン「くま納豆」ブランドの商品を中心に見てみたいと思います!

 

なるほど!アルマーニでいうエンポリオアルマーニのような感じか!

2018年の11月、最近発売されたのが「あゝ 登別 ブルース納豆」

新得町産の音更大袖振(おとふけおおそでふり)という青大豆が使用されています。

素材の甘味が強く、その特徴が活きた納豆になっているとのこと。

 

名前のブルースは「大豆でブルー」であるとともに、

納豆づくりにかける魂が込められたネーミングにもなっているそうです。

 

 

そして人気の「わら納豆シリーズ」。「くま納豆」のロゴもかわいいです。

定番の「北海道のわら納豆 小粒」は全国納豆鑑評会で二度の受賞歴!

そのほか「ビックリ激辛」味や コラボ商品「登別わさび漬け」味 などカジュアルに楽しめます!

 

やっぱ納豆はワラ派です!!!

そのほかにも、

おいしくてガッツリ。 1パック 100g 大容量のガッツリ納豆!(スーパーなどの倍)

 

極小粒納豆、いえ極小粒納豆!

お店で出会ったお母さんが大ファンらしく20パック位、買っていかれました。

 

世界でここだけの水を利用した ところてん!

 

さらには珍しい納豆専用のアイテムも!(茶碗 ⇒ まぜる鉢ですね。)

 

そのほかは、ぜひHPにてっ!!

https://nattou.co.jp/itemlist/

 

平日には楽しい体験プログラム!納豆づくり体験!

 

工場が稼働している日は 納豆づくり体験 が開催されています!

 

私が行った時は日曜で工場はお休みでした!

わら包みやカップ詰めの作業、納豆の発酵作業も体験できます!

 

勿論、出来上がった納豆は持ち帰ることができるのですが、

発酵に時間が必要なため、持ち帰りは次の日以降か郵送(料金別途)になります。

 

ですが温泉で一泊など小旅行を検討中の方には、かえって都合がいいかもしれません!

 

また嬉しいことに、写真を撮影して納豆のラベルにすることも!!

お手持ちの画像ファイルからも作成可能!世界に一つだけのオリジナル納豆に変身!

 

大人1人あたり1600円~で、結構な量の納豆を持ち帰りできるとのこと。

納豆好きの方はもちろん、社会見学や、体験を通じたお子様の食育にもいいかもしれません!

 

先ほどのお母さんは、それまで納豆が嫌いだったのに、体験に来てハマったみたいです。

すごく珍しいケース。「嫌い」を払拭するってすごいですね!

 

営業開始と同時刻の9:00~ 1時間半程度のスケジュール。

じゃらんを通して申し込みをするのがよさそうです!

https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000193219/activity/l00001BB20/

 

あふれる納豆愛

 

いろいろ社長にお話させていただいて分かったことがあります。

 

そう、社長にして職人にして、生粋の納豆オタク、心から納豆が好きなんだと!

 

 

納豆混ぜ機など珍しい納豆関連のアイテムがたくさんあって面白いです。

 

 

大豆ウォール!

 

また、積極的に自ら広告塔になって納豆を宣伝されています。

動画撮影も快く応じていただき、ありがとうございました。

 

登別が誇る納豆界のパイオニア。

平塚正雄氏が職人人生と納豆愛をかけてたどり着いた「国民食 納豆」の究極の到達地点。

その最前線からの景色を見せてくれる納豆!いままでの納豆の概念が変わるかもしれません!?

 

登別を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか!

↓↓旅の様子として動画取材させていただきました。映像でご覧になりたい方はぜひ!社長の人柄も必見です!

 

 

豆の文志郎 登別本店

〒059-0013 北海道登別市幌別町4−12ー1

営業時間 9:00~17:00

HP : https://nattou.co.jp/