「新南樽市場」~ 小樽の「新」台所
新南樽市場は「新」の名がつく通り1999年に開設された比較的新しい市場です。
前身に「南樽市場」という市場があるのですが、
その活況ぶりに、かねてから新しい市場を増設すべきという要望があったためこの「新南樽市場」は開設されました。
もちろん、前身の南樽市場は現在も好評営業中です。http://www.nantaruichiba.or.jp/
お土産から晩ご飯のおかずまで
場内に入ると、鮭とばやホタテの貝柱など、お土産に喜ばれそうな商品がズラリ。
深海魚のアンコウや、小樽の名産品シャコも並びます。
これらの食材は小樽の海でとれるので、地元の方々の食卓に普通に上がります。
この日もシャコを買われている方が沢山いました。
定番のホッケの開き も。
お惣菜として調理済みの食品を提供してくれるお店もあるので、
その場で食べる観光客の方、そして晩のおかずに悩む地域の方にも、もってこいですね!
カスべのぬた!? この単語にピンと来る方は北海道ツウですね!
カスべとは「エイ」のことです。
煮つけにしても最高ですが、ぬた(酢味噌和え)もいいですねぇ~~。
地域の人のスーパーとしての役割も大きい
実は場内、そこまで「観光客ナイズ」されていません。
日用品なども置いてあり、地域の人にとっても便利でアットホームな空間。
個人的な感想ですが、観光客 : 地域の人 ⇒ 40 : 60 くらいの力配分に感じました。
でも、それがむしろ、本物のローカルを感じられ、ギスギスしておらず個人的には好きな雰囲気です。
(買うの?買わないの?という迫る感じもなく、のんびりできます。)
バスを待ったり、買い物の合間に一息つける憩いのスペース。
もちろん、観光客向けのサービスも完備されていますよ!
場内には購入したものを発送してくれるスペースもあります。
気になったものがあればその場で郵送していただきましょう!
珍しいもの結構あります
先ほどのカスべもそうですが、北海道には独特な食べものがたくさんあります。
小樽かね丁鍛治 さんの「いずし」
(※いずし・・・北海道の郷土料理で、ホッケや鮭、にしんなどを野菜やしょうがなどの薬味を混ぜて、こうじ、塩とともに漬け込んだ発酵食品)
子供のころに食べて(僕にはまだ早いなと)衝撃を受けた覚えがありますw。
今は普通においしく食べられます。
こまい:道東でよく獲れるタラ科のお魚。
道民なら100%マヨネーズと七味で食べるのが最強と答える(はず)。
松前漬け:数の子とスルメ、昆布を醤油で漬け込んだ郷土料理
北海道や小樽ならではの海産物や、めずらいしい食品が豊富にありますので、
観光の際に気になったものがあればご自宅に郵送して召し上がってみてはいかがでしょうか?
海鮮丼を食べられる食堂 ~ おたる佐藤食堂
お食事処として「おたる佐藤食堂」さんがあります。
「中とろ祭り」が開催中!
でしたが、あえて今回注文したのは「牡丹うにいくら丼」!
ボタンエビがでかい!!
私事ですが、もう一人、料理人のおっさんと一緒に行ったので
美味しい食べ方を色々レクチャーしてもらいました。
その様子↓↓
牡丹エビ入りの海鮮丼を食べる機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
エビみそと絡めるのが通ですね!
そのほか普通のメニューもありますよ。
気づいたら長居していた
日帰りで、最初に立ち寄ったのですが、気づいたらのんびりしていました。
小樽生まれ小樽育ちと錯覚するほど馴染みます。(札幌生まれ)
まだまだ行きたいところがあるので慌てて市場を出たのでした。。
新南樽市場 : https://www.shin-nantaru.com/
いずし 小樽かね丁鍛治さん 「ニシン製品」食べました > こちら
一連の日帰り観光を動画にしています。良ければぜひご覧ください。