旅の魅力、その一つに「昼間から外で飲むビール」 を挙げるのは私だけでしょうか。。
レトロな街並みが特徴的な小樽。運河に立ち並ぶ倉庫群はそのシンボルでもあります。
これらの倉庫には飲食店が入っており、
その一つ、本格的なドイツビールを味わえるのが「小樽ビール 小樽倉庫No.1」。
「運河に面した倉庫」という趣あるケーションで飲むビールは格別に違いありません。
店内の雰囲気もチェック!
店内は本場ドイツビアパブのような異国情緒にあふれています。
訪問時は冬。
ちょうど小樽「ゆき物語」開催中で運河には1万個の青のイルミネーションが点灯中。
なかでも運河を眺められる席は大人気。
2階もあるので、予約なしでもいつでも入れそうです。
夏なんかは、外のテラスでビールを飲んだら気持よさそうですよ~!
小樽に来たぁぁ!って感じを、しみじみと満喫できるのではないでしょうか!
ビール自体が、やたらとうまい
さて、景勝地で飲むビール。雰囲気の良さが、ビールの味を引き立てるため、
仮にビール自体は普通の味だとしても、とてもおいしく飲めます。
そうそう、味はそこそこでも、観光地クオリティとして納得・・・
と思ったら、ビール自体が超絶やたらと旨いっっ!!!!
小樽ビールには ピルスナー / ドンケル / ヴァイス
という代表的な3種類があります。
ピルスナー
アロマホップがふんだんに使われ、黄金色に輝くALC. 4.9%の軽やかなビール。
ドンケル
褐色で、豊かな香り、クリーミーな泡立ちとカラメルフレーバーが特徴のALC. 5.2%。
ヴァイス
別名バナナビール、フルーティーな味わいと1.5倍の炭酸ガスで刺激強めのALC. 5.4%
そのなかから、今回は、ドンケルという褐色のビールを注文。
さすが海外サイズのボリューム。コスパ抜群!Mで大満足のレベルです。
さっそく、飲んでみたところ、、
カラメルフレーバーでコクと甘味の絶妙なバランスが最高。感動の美味しさ!
なぜこんなにおいしいのか、気になったので、秘密に迫ってみました!
ビールの責任者は本場ドイツのスペシャリスト
ブラウエンジニアという資格をご存知でしょうか?
本場ドイツではビール製造の国家資格があります。
なかでもブラウエンジニアという最上位資格は、
4年近くの専門的なカリキュラムを経て、ビールの醸造、ビール工場の設計、ビールのマーケティングまで学び、ようやくなることができるビール界における超エリートの証。
そのブラウエンジニアであるヨハネス・ブラウン氏が小樽倉庫No.1のビールを統括しています。
「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」
という本場の「ビール純粋令」* を守った厳格なやり方で伝統をの味を再現。
ベッケンバウアーが小樽でサッカーを教えているような感じでしょうかw。
そりゃー、おいしいわけです。
醸造所の無料見学!おいしさの秘密をさらに詳しく!
店内はビールの醸造所になっていて、実際に稼働しています。
こちらは、随時見学可能で、自由に施設を覗いていいのですが、
時間区切りで、20分程度の店員さんのガイド付きで見学できるとのこと。
ガイドの内容としては、
- ビール醸造に使用される本物の麦芽の試食
- 仕込釜の中を覗く
- ラガールームへの入室
- タンクの中を覗く
- 発酵する前の麦汁を試飲
おいしさの秘密を、包み隠さず見せていただけます。
発酵前の麦汁の試飲など
めったにできない貴重な体験もできるので、ビール好きなら一度は見学しておきたいところです!
こんな使い方はいかが? 小樽観光の強い味方!
営業時間は11~23時。
あちこち観光するうちにランチを逃した方、夜遅くなってしまった方など、
いつでも気軽に本格的なビールと料理を楽しめるので、とても便利です。
他にもこんな使い方はいかが?
運河クルーズの出航前に休憩
小樽観光の新定番といえば「小樽運河クルーズ」。真裏にあるのでクルーズの出航前に一杯!
そして心地よい風にあたりながら運河を一周!なんていうのもよさそうです。
木曜日、土曜日はプロスト!の日
プロストとはドイツ語で「乾杯」という意味。
なんと木曜日、土曜日は3時間2200円でビールが飲み放題に。
こちらは、予約不要で当日飛び込みOKとのこと。
旅先でゆっくり、たっぷり小樽ビールを堪能したい方にはおオススメ!
ガッツリ観光した後、一日の〆にもよさそうです。
店内はカジュアルな雰囲気ですから、旅人同士、ビール好き同士で、
コミュニケーションが生まれて人と人がつながる場としても最高です。
同じ小樽市の銭函にも醸造所があり、そこでも工場見学ができるようです。
プロストの日を含めたイベントカレンダーがありましたので参考にしてみてください。
おまけ。本場ドイツのビールを飲む裏技。
もちろん、楽天、アマゾンなどの通販でも購入可能。
ですが、もっと手軽に、皆さんの家の近くでもヨハネスブラウン氏が手掛ける
「純粋令な」本場ドイツビールを飲む裏技があります。
「びっくりドンキー」は皆さんの家の近くにはありますか?
実は、小樽倉庫No.1はびっくりドンキーの会社が経営しています。
「ドンキーオーガニックビール」は小樽発で全国のびっくりドンキーに届けられます。
ドイツの伝統技術の片鱗が見られるビールを
ご近所で、おいしいハンバーグと一緒に試してみてはいかがでしょうか。
そして、北海道を訪れた際は、ぜひ小樽ビールもトライしてみてください!
小樽ビール 小樽倉庫No.1 さん HP : https://otarubeer.com/jp/?page_id=357
TEL:0134-21-2323
住所:小樽市港町5-4
営業時間:11:00-23:00【年中無休】
(季節やイベントにより時間が変動になる場合あり)