100均で手軽に&安価に作成できるフェイスシールドを自作してみました。
1枚100円程度で慣れれば3分もかからず作れるようになります。ぜひ活用してみてください!
ニューヨーク大学とANAさんを(激しく)参考にさせていただきました。
必要なもの
材料
- A4サイズ 硬質カードケース (文房具・事務用品コーナー)
- すきまテープ 厚手 厚さ20mm × 幅30mm 長さ1.5m (住宅コーナーら辺?)
- パジャマゴム 15mm×1.5m (手芸コーナー)
すべて100均で揃います!
▲セリアの商品がおすすめ。厚手:厚さ20mm × 幅30mm 長さ1.5m
通常のゴム紐が品薄状態のため、パジャマゴムを使用します。
他にあると便利なものとしては
- マスキングテープ
フチがトゲトゲになって手を切りそうな場合に保護できます。
- 制作中、清潔に保つためのアイテム(手袋や除菌シートなど)
道具
- はさみ
- 穴あけパンチ
- 定規
- フェイスシールドの型紙
フェイスシールドの型紙を無料配布!
シールド部分はA4硬質カードケースを切り抜いて作成しますが、
適当に切り抜くと、いびつになったり、小さすぎたりしてしまう場合があります。
失敗なく毎回一定のサイズに切り取れるように、型となる台紙を用意しました。
A4フェイスシールド型紙(PDF)
ご自由にダウンロードしてお使いください!
プリンタをお持ちでない方でもセブンイレブンでプリントする方法を下で解説しています。
作り方
A4硬質カードケース1枚を切り抜くことでシールドが2枚取れます。
◎を目安にパンチで穴をあけます。
額アテとして、すきまテープを長さ20cmにカットして貼り付けます。
A4サイズを目いっぱい使って、ちょうどいいサイズのフェイスシールドができるので 、
なるべく上ギリギリに張りつけるのがポイントです。
ハサミで切ったあとのギザギザやトゲトゲが気になる方は
この段階でマスキングテープを張ると良いでしょう。
▲写真はうっかりゴムを通してしまった後です。。
パンチ穴にゴムを通します。ゴムの長さは33~35cm位が良いと思います。
私は頭が大きい方ですが、頭の小さい人だと30cmでも行けるかもしれません。
ただゴム1個で1.5mなので、4本とるためには35cmまでに抑えておくのが良いでしょう。
前面に向かってゴムを通し、玉結びします。手に赤マジックが付いています….
なるべく余分なビロビロが出来ないようなコンパクトな玉結びを心掛けます。
完成です!
メガネユーザーの私は、メガネふきふきクリーナーがあったのでこいつで除菌&ピカピカに仕上げます。
たしか、メガネ拭きも100均にあったはずです!
アレンジ
頭のバンドの部分を100均の(ゴム)ヒモとコードストッパーで代用することもできます。
長さ調節したり、バンド部分を洗って使いまわすことも可能だと思います。
毎回ヒモを通す手間はありますが、シールド部分だけを量産して、
使い捨てコンタクトレンズのように使うのもアリかもしれません!
ぜひ使いやすいように色々カスタムしてみてください!
1枚当たり値段の合計
フェイスシールド1枚作るために必要な最低限の材料費は
- A4硬質カードケース 片面一枚 ⇒ 1/2個 = 50円
- すきまテープ 20cm ⇒ 1/7個 = 14.2円
- パジャマゴム 35cm ⇒ 1/4個 = 25円
89.2円なので税込み98.12円。100円程度でフェイスシールドが一枚できます。
台紙のプリントアウト方法 | セブンイレブンネットプリント
自宅にプリンタのない方は、セブンイレブンのコピー機を使えば型紙をプリントできます。
まずはスマホアプリをダウンロードします ⇒ iOS Android
文書ファイルから台紙のpdfを追加して登録。
お店に行って プリント ⇒ ネットプリント
予約番号を入力
⇒
カラーのままだと60円かかってしまうので白黒に変更します。
原紙が1枚出来れば、あとは通常のコピー(10円)で量産し配布することも可能です!
寄付させていただきました
今回制作した分は坂田歯科さんにすべて寄付させていただきました。
https://sakata-shika.net/
カゴも100均、ネットもホーマックで100円位です!
今回は個人使用ではないので、自分自身の体調管理、手袋や除菌シートを念入りに使用するなど、制作中の衛生管理も徹底しています。
坂田歯科さんは地域密着の歯科医院で、現在は患者数を減らすなどの対応をしながら診察を続けられているそうです。とりわけ飛沫感染のリスクが高い職種のため、シールドが必要な場面も多いとのことで快く受け取ってくださいました。
後方からですが、少しでもお役に立てれば・・
万が一に備えて簡易シールドを誰でも安く作れる手順を整理してみました。
前線で使える消耗品を誰でも簡単に自炊できれば、身近なところで助け合ったり、色々なやり方で不足分を補うことも容易になると思いました。
医療機関に限らず、ライフラインの維持や生活必需品の供給のために前線で従事されている方々、多くの人と接触しなければいけないことに不安を感じている方々に対して、簡易的ではありますが、ほんの少しでも安心していただく為のお役に立てれば幸いです。
今後も需要があればコツコツ作成していこうと思います。