江戸時代、
せっかちな江戸っ子の間ではお寿司が大人気のファストフードだったそうです。
時は経ち、スマホが発達。
江戸っ子の100倍せっかちな現代人の周りには、
ハンバーガー、牛丼、カップ麺、どれも手軽でおいしいものが溢れています。
そうだ、私はこの中に「パンロール」を入れてみよう。
そう思ったのは小樽に遊びに行き「かま栄」に立ち寄った時からでした。
小樽の老舗かまぼこ店『かま栄』
かま栄の創業は100年以上も前の1905年(明治38年)までさかのぼります。
創業からかまぼこ一筋で築き上げてきた暖簾。
今回訪れたのは「かま栄 工場直売店」。
工場が併設されており、かまぼこの製造過程を見学することができます。
小樽運河も近く、観光でお土産を買うのであればこちらがおすすめです。
食べる前に工場見学で予習
お土産コーナーを奥へと進むと
工場につながっています。
こちらが、大人気商品のパンロールを作っている様子。
っと、テレビの枠が気になりますが・・・。
実は、
この日は残念ながら訪問時間が遅すぎたため工場の稼働が終了していました。
ですが、通路内に10分ほどの解説ビデオが常時流れているので
製造の様子を見ることができるようになっています。
非稼働の日もあるので事前に確認することをお勧めします。
⇒https://www.kamaei.co.jp/store_introduce/chokubai/
ほかにも
見ているだけで食欲をそそられる映像で、
「小樽の地酒とかまぼこで一杯やったらおいしいだろうなぁ。」
などと想像しながら、延々と見いってしまいました。
中でも最強クラスに食欲をそそるのが「パンで挟む系」です。
北海道でしか食べられない。パンロールを実食。
テレビ雑誌でおなじみ「パンロール」は、
商品の特性上、地方発送ができないため北海道でしか味わえないレアな商品です。
手前にある店舗限定「パンドーム」は、「かま栄 工場直売店」の限定商品です。
つまり、北海道の中でもここでしか食べることができません。
月替わりで「今月のかまぼこ」というものも出しています。
この時(12/2018)は「しょうが揚」でした。絶対うまいやつ!
今回は、パンドーム(216円)とパンロール(216円)を購入しイートインスペースへ。
地味に嬉しい、綾鷹が飲み放題のドリンクサーバー。
パン「ドーム」も「ロール」もおいしい!
まずは、ここでしか食べられない「パンドーム」をいただきます。
チーーズ!!!
熱々のパンの中身はすり身に玉ねぎベーコンチーズ。洋風!?なかまぼこ。
すり身自体にしっかり味がついていているので食べ応えあります。
そこにチーズですから、もう、完全にウマイやつ確定です。
続いて、メディアにも取り上げられる「パンロール」。
あの大泉洋さんもテレビで絶賛していたようです。
本当にうまいものを食べると、極めてシンプルな表現に落ち着きますw。
しっかり味のついたすり身がギッシリ詰まっており、
あえて言うなら、中身がブリッブリのホットドックを食べているような感じでしょうか。
しかも、外のパンはサクサク。さらに不思議なのが、全く脂っこさを感じないということ。
一見、家庭でもできそうすが、このクオリティはかま栄でしか食べられないでしょう。
パンロール。恐れ入りました。
パンロールが食べられるところは?
現在かま栄の直営店は、小樽市内と、札幌市内のデパートに数店舗、
それと新千歳空港(国内線ターミナル2F)にあります。
直営店リスト ⇒ https://www.kamaei.co.jp/store_introduce/
大人気の定番商品ひら天や、チーズちくわ、いかボールなどもお土産として喜ばれます。
一度パンロールを食べてみて、おいしいと思ったら、
いろいろな商品をお取り寄せしてみるのも楽しいかもしれません。
オンラインショップ ⇒ https://www.kamaei.co.jp/shop/html/
今度、北海道にお越しの際は、
かま栄を見つけたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
私みたいに、パンロールが新ファストフードの仲間入りをしてくるかもしれませんw
■かま栄 工場直売店
小樽市堺町3-7 0134-25-5802
営業時間 9:00~19:00
定休日:1月1日
工場見学カレンダー https://www.kamaei.co.jp/store_introduce/chokubai/